今まで見守っていた芋虫の名前、オオタバコガ。そしてさようなら

一枚絵
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10月11日から撮影しついでに見守っていた芋虫の正体が分かりました。
今までも一応検索かけて画像を見て調べるもどれも同じに見えて確信が持てませんでした。が、とうとう「これだ!」と思える完全に一致した芋虫を見つけました。

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オオタバコガ

  • 病害虫
  • 共通害虫
  • \重要害虫/ ←!!

オオタバコガはもともと日本にいた虫ですが、以前は害虫として問題になることはほとんどありませんでした。ところが、1994年に西日本を中心に多くの作物で大発生し、それ以降重要害虫の座に居座り続けています。オオタバコガは東南アジアではワタの害虫として有名で、飛翔能力も高いことから、海外から大量に飛来した可能性も考えられます。有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤など既存の殺虫剤の効果は低く、大発生した当初は防除薬剤も無く、大きな被害を出しました。最近は登録薬剤も増え、各種防除法も検討されて発生は落ち着いてきましたが、重要害虫であることに変わりありません。

『シンジェンタ みちくさオンライン オオタバコガの生態と防除法』より
https://www.syngenta.co.jp/cp/articles/20050901

今まで見守ってきた(プチトマトは駄目にするしきゅうりなんて元気だったのにもりもり葉っぱのみならず実まで! 食べて枯れさせた犯人として憎いんでいたけども観察することでちょっと可愛く思えてきた)芋虫が良くない虫だと突きつけられた、ショックの瞬間でした。

上記が判明したのが雨が降っていた10月25日夜。
それを知った時からこのオオタバコガちゃんを「どうするべきか?」と悩んでいましたが、

※虫注意

10月25日朝にいつもの場所から移動(浸水して危ないため)。プチトマトのプランターに。

翌日の朝、見に行ったら居ませんでした。よくよく考えれば、いつもあの場所で生きてこれたのは草に紛れていたため。プランターでは草花ないから見つけやすい。多分、うちによく来るスズメか最近一日に二三度巡回しにくるオオスズメバチ(怖い)にやられたのかもしれません。
「蛹になると土に潜り越冬する」と見たのですが、その日寒さにやられたプチトマトやきゅうりの解体時に土の中を捜索したのですがそれっぽいのが一つもいませんでした。
 最初は、プランター周りにうん○大放出するし見つけにくいし作物を駄目にする駄目駄目芋虫として腹が立っていたのですが、撮影するうちに結構愛着湧いていました。何とも言えないですが寂しいです。

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