白菜これ土違うやん。アブラムシや。

文章が長い
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事の始まりは五月中旬に購入した白菜。
「ちゃんこ鍋食べたい」という気持ちになりパパッと手に取りカゴに入れた。なんか他の店より安かったので、ラッキー気分でウキウキして帰宅。
翌日か二日後どっちか。ちゃんこ鍋作成の際に白菜の外皮を使用するか否かで悩む。土が結構付いていたし食べるには硬い? と悩んだ。水で流すと土が結構取れたし美味しそうだったのでこのまま強行。「洗ったらいけるやろ」精神で白菜を雑に洗って雑に切る。
鍋完成。犬2とウッキウキでちゃんこ鍋(肉団子やうどん放り込む)を楽しむ。出汁も美味しく楽しんだ。
「ラストに雑炊でもしようか」で雑炊作る。そこで雑炊のお汁に浮いているうっすらした黒い物体を間近で見たとき、心が無になる。鍋に浮いている黒いブツは全てアブラムシであった。
無害とはいえ、量が量なだけに『ちゃんこアブラムシ鍋』が脳から離れなくなる。
虫を除け雑炊は最後まで食べきったが自分の適当っぷりに反省する。

本日キムチ鍋。前回の失敗から「白菜にアブラムシが付着しているため、外皮を剥がし中のあまり付着していない部分を鍋にしたらいける」と考え、野菜室から白菜(土が多いからとキッチンペーパーやビニール袋に包んでいた。くっそ適当な処置)を取り出す。
ビニール袋を開けたら\(^o^)/前回を凌ぐ黒いブツ。大量に孵化していた模様。
ビニール袋とキッチンペーパーにアブラムシ、虫、蟲蟲蟲。丁寧に白菜の頭から臀部までぎっしりであった。
少し触り力を入れると手にアブラムシが付着し潰れる。感触を確かに感じた。無心で葉っぱ一枚一枚千切り、水道へ投げ捨てるように置いた。
とりあえずすすぐ。前回の量よりも多い虫が昼間食べたお皿に凹みに流れ着く。
お皿は、コンソメスープにかける粗挽き胡椒よりも多い数が表面を覆う。1枚だけでなく2枚の皿、コップ、コーヒーコップありとあらゆる水道に置いていたものにアブラムシがうようよしていた。
犬2「その白菜捨てよう」「洗剤で洗う?」か心配してくれるが、取り敢えずインターネットの力を頼った。

参照:食べいろナビ~おいしい毎日で彩る~白菜の虫をとる洗い方!徹底的に虫を取りたい
方必見の3つの方法!『https://tabemono-jiten.com/hakusai-mushi/』より。

・白菜の葉を「50度洗い」で洗う方法
・白菜を丸ごと水に浸けておく方法
・白菜を丸ごと酢水に浸けておく方法

上記より片方は水に浸けて、もう片方の大量の方は取り敢えずお湯をぶっかける戦法をとる。
お湯を沸かしている間、鍋の用意と散乱したアブラムシの処理。ビニール袋を開けて白菜を取り出した際、アブラムシがまな板や調味料に降り注いでいた。ひとつ、虫を近くで見ると脚を動かし元気な姿を見せてくれた。逃したらこの家に住み着くのを確信。無心でティッシュで捕獲した。

水に沈めた白菜たちを箸で上下させるとちょろちょろアブラムシが浮いてき少し安心する。
お湯が沸騰した。50度を超えてしまったが「まあええやろ」精神でもう片方の白菜に熱湯を注いだ。
葉の先まで黒い白菜が見事なまでに、ぶわあっと! 黒いブツブツが浮き上がった。その気持ちよさに爽快感を一瞬覚えたが全部アブラムシなのでやっぱり引いた。
こちらもお箸で白菜を上下させる。先ほどの水漬けよりも多くの虫たちが出てきてお湯の中で乱舞していた。勝ちを確信、でも負けた気持ちになる。
上記のサイトによると二度か三度お湯で洗い流し流水しているよう。私もそれに倣い実行。
お湯を沸かす、流す。水漬け止めてお湯ブチ込む、出たあ(^O^)流す。お湯を沸かす、流すを繰り返した。
繰り返すうち目で見える虫は少なくなる。しかししっかり付いた卵や視認から逃れた虫たちがうっすらと居て困難。すすぎながらの手や指の腹による頑固な卵、虫獲りをする。
「虫を完全除去した!」となるまで一時間半か二時間かかった(鍋の具材も用意していたからそれ含めて)。

そして今に至る。鍋の具材も準備し、気持ちよく経緯を書いている最中。
でもふとした時、脳裏によぎるは野菜室にいる虫孵化白菜。
しっかり食べ切るは当たり前だが、あの時もう少しアブラムシが少ない白菜を見とけば良かったと、ちょっと思った。

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